2025年4月15日(火)〜17日(木)/東京ビッグサイト
株式会社メッセ・デュッセルドルフ・ジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小原暁子)は、来月4月15日(火)〜17日(木)の3日間、ワイン・アルコール飲料専門展「ProWine Tokyo(プロワイン東京)」を開催いたします。

「ProWine Tokyo 2025」は世界21か国から192社が出展を予定(2025年3月24日現在)。海外からの出展が9割という国際性の高さが特徴です。本展はビジネス拡大とともに、国内外の最新トレンドに触れることができるグローバルハブでもあります。今回、以下の2つをマーケットの現状課題として、関連企画を開催し、市場活性化に貢献することを目指しています。
1.「多様化するニーズ&サステナブル」
インバウンドの影響も含め、消費者のニーズが多様化しています。「まだ知られていないワイン」へのニーズも健在ですが、「ノンアルコール」「サステナブル&オーガニック」への関心も高まるばかりです。今回、上記3テーマについて以下を実施いたします。
●まだ世に知られていないワイン ⇒【注目の出展国・地域】へ
●ノンアルコール ⇒【ProWine Tokyo ZERO】へ
●サステナブル&オーガニック
⇒【サステナブル×オーガニック〜ワインの未来に欠かせないテーマ】へ
2.「インバウンド&人手不足」
インバウンドの増加もあり、和食店や居酒屋でもワイン需要が高まる一方、多くの店舗では「ワインはわからない・人が足りない」ため、対応ができていない状況があります。今回、こうしたお悩みを一挙に解決するDXソリューション、「ワイサポ」が本展でデビューします。
また、世界が注目するデスティネーションとしての日本での初開催となる、通称「ワイン版のミシュランガイド」、Star Wine Listの表彰式を実施いたします。
●DXソリューション、「ワイサポ」 ⇒【ソムリエAI搭載サービス「ワイサポ」】へ
●Star Wine Listの表彰式 ⇒【「Star Wine List of the Year Japan」アワード授賞式】へ
ProWine Tokyo 2025〜注目の出展国・地域~
出展者を国別でみると、パビリオンとしてはフランス、ドイツ、ポルトガル、スペイン、ジョージア、セルビア、米国、南アフリカ、メキシコで、個別企業としては英国、イタリア、アイルランド、ルーマニア、オランダ、シンガポール、中国、香港、韓国、チリ、モーリシャス、そして日本です。
この中で注目の国や生産地をご紹介します。
■セルビア
紀元前からともいわれるワイン造りの歴史がありながら、バルカン半島の近隣諸国からは遅れをとっていたセルビア。しかし近年の新世代のワインメーカーの台頭で、質の高いワインが続々と生み出されてきています。Serbian Pavilion (ProExpo)(東3ホール・W-P06)では、国際的な評価を得たワインを紹介。最終日の17日(木)11:00〜11:40には、セルビアのテロワール・固有品種から、世界市場でのセルビアワインの可能性について、セルビアの著名なエノロジスト2名が語るマスタークラス「From Terroir to Glass: The Emerging World of Serbian Wines」【M9】が開催されます。

■中国
中国では、ナチュラルワインやオレンジワインなど、革新的なスタイルに挑戦し、国内外で高く評価される生産者が増えています。そうした新進気鋭・若手のワイン生産者の中心的存在である「Young Generation China Wine」を率いるのがHongjing Ian Dai氏。今回、Loong’s Toast(W-R06)と題したパビリオン(Loongは竜の意)にはワイン、中国酒、クラフトビールが日本初上陸します。初日の15日(火)15:30〜16:10にはDai氏によるセミナー「The New Era of Chinese Wine & Liquor by Loong’s Toast」【M4】を開催。日本ではまだ情報が少ない、中国の新世代ワイン・アルコールがお目見えします。

その他、「メキシコのワイン」「オランダのスパークリングワイン」など、日本初上陸が目白押し!
ノンアル企画「ProWine Tokyo ZERO」東3ホール
アルコール抜き、でもワインやシャンパンの味は残すーこの難しいチャレンジが世界中で行われています。今回は、設立当初からノンアルのスパークリングワイン専業で名を馳せるイタリアのNOMORA社と、雑誌「ワイン王国」2024年12月号の別冊として大好評を得た「ワイン好きのためのノンアルガイド」掲載のおすすめ52ワインから約40種が「ProWine Tokyo ZERO」ゾーン(東3ホール・W-W06)に出展されます。

サステナブル×オーガニック〜ワインの未来に欠かせないテーマ
気候変動や環境保全、消費者の健康志向やエシカル消費の広がりなどにより、ワイン・アルコール市場でもますます重要なテーマとなっている「サステナブル」や「オーガニック」について、多角的に知るためのさまざまな企画を実施します。
■セミナー
最終日4/17(木)のフォーラム会場(東8ホール内)では、オーガニックやサステナブルに関する
セミナーを開催します。
●12:30〜13:30【F10】「オーガニックワインの表示に関する法制度について」
平澤哲也氏 (国税庁酒税課課長補佐)
●15:30〜16:30【F12】「世界トップクラスのヴィンヤードから学ぶ~シュロス・ヨハニスベルクの持続可能性戦略」
ステファン・ドクトール氏(シュロス・ヨハニスベルク マネージングダイレクター)

■Wine Wall(東8ホール)
ワイン・アルコールの輸入・消費数量をはじめ各種データや調査結果の分析から、日本のマーケットを俯瞰する展示「Wine Wall」でも、オーガニックの市場動向や、各国のオーガニック認証制度の紹介、地球温暖化とワイン産地や品種といったサステナブル・オーガニックに関するテーマを扱います。

ワインに関する飲食店の課題解決!ソムリエAI搭載サービス「ワイサポ」
特設コーナーで体験できる! 初日にリリース記者会見も実施!!
ワインはよく知らないから、店のメニューにあったワイン選びや仕入れができない……そんな多くの飲食店が抱える悩みを一挙に解決するDXサービス「ワイサポ」がProWine Tokyo 2025でデビュー!

「ワイサポ」は「1.業態を選択→2.基本情報→3. 料理メニューを撮影」という3 Stepで、ワインの提案、ワインメニューを自動生成、ワインの仕入もワンクリックで完了。
また、内蔵のソムリエAI「Sommia」はお客様のワイン選びにもチャットで相談にのってくれます。
▼「ワイサポ」のサービスについては、下記リンク先の動画でもご覧いただけます。

ProWine Tokyo 2025の特設コーナー「AI体験ゾーン」(東8ホール・H-1)では、「ワイサポ」を使ったワインメニューの作成や、ソムリエAI「Sommia」とのチャットによる接客サポートを体験できます。
■記者会見&セミナーも開催
初日の4/15(火)11:00〜11:30にはリリース記者会見を開催します。
さらに連日13:00〜13:30には「AIで変革する飲食店経営の未来 ~ワイン×AIの新時代~」と題し、Aiエンジニアで神奈川大学研究所 研究員の佐藤利鷹理氏が、「AIを使って飲食店経営はどう変わるのか?」をテーマに、AIの基礎知識から現場で実践できる具体的な事例までをわかりやすく紹介するセミナーを実施します。
“ワイン業界のミシュラン”「Star Wine List of the Year Japan」アワード
授賞式がProWine Tokyoで日本初開催!
「Star Wine List」は、素晴らしいワインリストを持つ全世界のレストランやワインバーを紹介するガイドで、「ワインリスト版のミシュランガイド」とも呼ばれています。2017年にスウェーデンでスタートし、現在45カ国をカバー。日本では東京、京都、大阪、広島が掲載されており、今後さらに拡大予定です。
また「Star Wine List of the Year」という優れたワインリストとそのチームを称えるアワードを世界各国で開催。審査員には世界トップクラスのソムリエが名を連ね、各国の受賞者は国際決勝で最終決戦に挑みます。

今回、本アワードが初めて日本で開催され、ProWine Tokyo 2025の初日4/15(火)に受賞者が発表されます。当日は審査員を代表し、日本人初・世界最年少でマスターソムリエを取得し、現在は北海道の「ドメーヌタカヒコ」で研修中の高松亨氏と、世界最優秀ソムリエコンクール第3位のReeze Choi氏が来場します。
全世界共通の国際カテゴリーとして「グランプリ」のほか、「ベスト・ロング・リスト」、「ベスト・バイザグラス・リスト」、「ベスト・スパークリング・リスト」、「サステナブルワイン・リスト」などの10部門と、日本独自のカテゴリー「ベスト日本ワインリスト」の受賞者が決まります。
ファイナリストのうち、最多5カテゴリーにノミネートされたのが大阪の「シーフ」。4カテゴリーノミネートは東京の「Ăn Đi(アンディ)」と「レストラン・リューズ」、大阪の「島之内フジマル醸造所」です。
【開催概要】
名称:ProWine Tokyo 2025(第2回 国際ワイン・アルコール飲料展)
会期:2025年4月15日(火)〜17日(木)10:00〜17:00
会場:東京ビッグサイト 東3・東8ホール
来場:業界関係者のみ・事前登録制(事前登録のない場合、税込5,000円)
主催:株式会社メッセ・デュッセルドルフ・ジャパン
出展対象:ワイン、ビール、日本酒、焼酎・泡盛、スピリッツ、クラフト飲料、ノンアル・低アル飲料、アクセサリー&サービス等
URL:https://prowine-tokyo.com/
同時開催展:FABEX東京、ISM Japan、Anuga Select Japan、プレミアム・フードショー
※ご来場には事前登録が必要です。公式ホームページよりご登録ください。