お酒と人がつながる「人起点」のお酒アプリへアップデート
はじめの100本WEBサイト https://imadeya.co.jp/collections/first100
■味覚ではなく、お酒の「感じ方=感性」を解析し、16タイプで表現
本サービスは、アプリ内で紹介・販売されている100本のお酒(日本酒、日本ワイン、焼酎、他)の中から、診断対象の12本(日本酒、ワイン)をレビューすることで、ユーザーのお酒に対する感性タイプを判定するもの。日本酒やワインなど、異なる種類のお酒でも共通の基準で判定します。
これまでお酒のレビューや、診断サービスは五味( 酸味、苦味、甘味、辛味、塩味)を起点とした味覚ベースで行われるものがほとんどでした。しかし五味の感じ方は人それぞれで、ある程度の経験値を積まないと難しいのもの。そこでIMADEYAは「もっと気軽にお酒を楽しんでもらいたい」という想いから、お酒を人の性格に例えるレビュー形式を採用。「やんちゃな」「凛とした」「芯がある」など、兼ねてからお酒の表現としても使われていた64のキーワードをレビュー項目として採用。味をどのキーワードで表現するか、という感性で判定します。
■お酒だけでなく、オススメのスタッフがわかる。同じタイプのお酒のベテランユーザーを提示。
感性タイプは16種類あり、お酒のベテランとも言えるIMADEYAスタッフ44人のデータから機械学習を用いて算出しました。本サービスの特徴として、診断結果と同時に「お酒のベテランならこの人に近い!」と、ユーザーの感性に近いお酒のベテランが紹介される点があります。ユーザーは提示されたベテランユーザーの「推しの3本(プロフィール画面で各自が設定)」を知ることができます。これは人を媒介として、知らなかったお酒を知る、という酒屋本来の価値をデジタル上でも表現したものです。
なお、お酒タイプは対象の1本をレビューするだけでも表示されますが、対象の12本すべてにレビューすることで高まっていきます。また、本サービスのUI・UXは映画レビューサービスFilmarksの開発でも知られる株式会社つみきが担当。AI・アプリ開発は、AI開発を通じて、企業のデジタル化(DX)を支援するanyenv株式会社が行いました。12月1日現在はiOS版のアプリのみで実装されていますが、近日Android版もアップデート予定です。
機械学習解析責任者:舘野昌一
anyenv株式会社 AIフェロー1980年、慶應義塾大学大学院工学研究科管理工学専攻修士課程修了。富士ゼロックス株式会社入社。イーサネット、Smalltalk-80、Interlisp-Dなどのソフトウェアの推進、ワークステーションの市場導入を行った。1987年1月~1990年6月、米国ゼロックス(パロアルトリサーチセンター)で計算言語学(日本語処理)の研究を行った後に帰国。日本語処理の研究を続ける。2003年~2008年、慶應義塾大学(湘南藤沢キャンパス)で准教授。この間、慶應義塾大学・深谷昌弘教授との共同研究により「テクスト意味空間分析法」の確立へ向けて研究とソフト開発を進める。2021年2月 anyenv株式会社 AIフェロー就任
様々なAIの手法、データサイエンス技術を使ってさまざまな領域の課題解決を実施。
■診断対象を試せる!店舗でも診断ワークショップイベントを開催。
この度、本サービスのリリースを記念して、対象のお酒を少しずつ試飲して診断できるワークショップをIMADEYA GINZA(東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX B2F)、清澄白河(東京都江東区平野2-6-8)で開始します。本イベントの開催情報は、店舗のInstagramアカウントをご覧ください。